【宣言】英検1級再受験を決めた。その理由4つ。 – まる英語教室

Blog Article

masthead-mobile masthead-tablet masthead-desktop

【宣言】英検1級再受験を決めた。その理由4つ。

結論

僕が英検1級再受験を決めた理由は、以下の4つに集約されます。

不満足な得点(スピーキング&語彙)

実質2~3週間しか集中対策しなかった(単語出る度Cにほぼ触れていない)

英語指導を通じ、より理解が深まった

CSEスコア3000以上で合格したい(前回2833)

英検は再受験する価値がある

英語力を証明する試験はあまた存在します。その中でも僕が信頼を置いているのが英検。
実用英語技能検定という名の通り、実践的だからです。
4技能―読む・書く・聞く・話す―を測定してくれて、内容もしっかり厚みがある。

「英語力」を測ってくれるし、良心価格(TOEFL/IELTS比)

重要なのは、英検は硬派な英語力を測れること。
TOEICでは点数を大きく左右する受験技巧(テクニック) による振れ幅が適切。

少なくとも国内で知名度を誇り、受験料も比較的良心的
(1級受験料 執筆時11,800円) 参考:英検協会 | 受験案内
(TOEFLとIELTSは余裕の2万円超え)

2019年(合格当時)の状況・成績

僕が英検1級を取得したのは今から2年前。
いや、3年前の2019年の冬のことでした。
ドイツ留学中に申し込み、帰国してすぐに受験。

留学の様子はこちら

この受験時期のことも相まって、合格はしたものの、いくつか不満が残った結果となっています。
合格当時は「1級合格というレッテル」に驚喜していたのですが、今日に至り不足を感じる部分が生じ。。

一言でいうと、もっとやれた

合格時成績

CSEスコア 2833/3400
R 690/850 | L 712/850 | W 825/850 | S 606/850

スコアから見えること(ポジティブイメージ)

京都府になっているのは、当時大学がある京都市に住んでいたためです。
成績については1級受験者上位4%となっていますが、これは
受験して合格するのが10%であることから、合格者上位4割ということが出来ます。

Twitterでぼーっと眺めていると、結構ぎりぎりで合格する人が多い印象。

僕のスコアの場合、CEFRではC1、IELTSだと7.0~7.5換算です。

ライティングが突出している理由

明らかにライティングが突出しています。
これは、対策したから。
毎晩、大学の図書館にこもり、過去問演習を行ったうえで自己添削していました。
これが正面ド直球で効果抜群だったため、ここまで良い結果を残すことが出来ました。

逆に言うと、ライティングは伸びやすいんですよね。
短期間の対策でもしっかりスコアが付いてくる。

つまり点が伸びていない箇所は対策が薄かった or 短期間では伸ばせない箇所ということ。
というのも、実質対策期間は2~3週間だったためです。

再受験を決めた理由4つ

Speaking・語彙の点数不足

Speakingがほぼお情けで受かっているような点数になっています。
(ドイツ留学前にも2次試験で落ちた苦い経験アリ)
日本人面接官の発音が嫌に日本語的で、彼の発する”doomed”がどうしても聞き取れずに3度くらい聞き返してしまったことを未だに覚えています(笑)

英検1級の2次試験は難しいし、緊張する作りになっている(時間を与えられてショートプレゼンテーションを作るとか、緊張しないほうがおかしい)ので、ここで伸ばすのが難しいのは承知です。

しかしこの合格最低点付近で突破した感は、さすがに上方修正したいと思っています。
3つの理由の中でも結構大きな理由がこれです。

加えて、語彙問題。素点18/25。
1級受験者が最も苦しむ箇所だと思います。
大問1はいかに点数を落とさないかの勝負をするセクションです。

僕はでる順パス単を使ってボキャビルしていますが、当時は出る度Cにほぼ触れずに臨みました。
試験中はかなり多くの問題を推測して導き出さざるを得なかったことを覚えています。

7問落として合格するのは、大問1に限って話せば合否を分けるボーダーラインだと思います。
ここは、でる順パス単をさらにボロボロにする勢いで臨むことで、素点23/25くらいまでは上げていくことが出来ます。

上画像:相棒

対策期間が短かった

当時の状況が大きいのですが、帰国当時にいきなり受けたのは

「ドイツ語にどっぷり浸かったし、英語ガチらんといかんな」

というリハビリ感覚があったためです。

ほかでも話している通り、私文にもかかわらずめちゃくちゃ勉強させられる専攻(しかもすべて英語)だったので、自分から英語に臨む努力をしないと卒業が怪しくなるところだったためです。

京都での部屋探しや引っ越し作業、セメスター開始などで結局、集中的に対策できたのは2~3週間のみ。
1次試験でライティング対策が功を奏し、思いのほか良いスコアで1次通過し、2次まで通ってしまったのでした。実は想定外でした。

そのため、対策期間が短く、対策が追い付いていない箇所の点数が置いてけぼりになってしまった感があります。Spreaking, Reading, Listeningはじっくり対策する必要がありました。

指導を通じてより理解が深まった

オンラインレッスンで英検指導をする機会が多く、自身の勉強にもなっています。
特にReadingにおけるロジックの重要性を、人へ教えることを通して再認識しました。

これで再受験し高得点で合格することが出来れば、指導法の正当性を証明することになり、説得性が増すし、何より高得点はかっこいい
せっかく再受験するなら、表彰授与対象になるくらい頑張りたいと思います。

CSE3000以上で合格したい。

英検1級合格最低点は2630点です。
2019年、僕のスコアは2833点でした。
およそ200点のプラスです。
英検バンドにすると、1次:+8 2次:+1 です。

一方、満点は3400点。
満点はまず現実的ではないので。。

CSE3000を目指します。
受験は今年夏~秋。(春まで多忙なので、集中できるのは5月以降かな…)
3000点の内訳ですが、
Reading:750(+60点)
Liestening:750点(+38点)
Writing:満点の850点(+25点)
Speaking:700点(+94点)
計3050点。
これでいけるのではないでしょうか。
万が一ライティングで多少落としても3000点は確保できます。

重要なのは、まずSpeaking700点台に乗ること。
付け焼刃ではなく、普段からの対策が必要。英検の出題形式にとらわれず、英語の発話表現やコミュニケーションスタイルを学ぶ姿勢が重要でしょう。
加えて、Reading, Listening失点しないこと。
不要不急の失点は控えましょう。+60、+38点であれば、普段からの演習の積み重ねで挙げられる範囲です。

【宣言】証明します。

2022年、英検1級をCSEスコア3000点以上で合格します。

学習法を共有し、皆さんにも広くお伝えしていきます。
僕の英語力・学習法・戦略が、実際に英検最高峰の3000点台にまで有効であることを証明します

同時に、2022年、TOEICで990点満点を獲得します。
また、英語力と知見の両者を以って、国家資格「全国通訳案内士」にも合格します。

今年は、MANATSU・まる英語教室にとって、大きな飛躍の年とし、本気度をアピールする機会とさせていただきます。よろしくお願いします。