英検1級ホルダーのTOEICアビメ公開!945点の内訳とは – まる英語教室

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英検1級ホルダーのTOEICアビメ公開!945点の内訳とは

11月受験のTOEIC結果詳細が届きました。巷でアビメとか言われてるアレ。

全問正解じゃなくても満点は取れる。
各アビリティー9割超で満点かも?

受験直後の感想と、点数結果発表の記事も過去に書いてます。参考として置いとくので良ければ。

アビメ公開!

英検1級合格者が、一発目のTOEICでとれだけ点数取れるのか!?
OFFICIAL SCORE CETIFICATE、本邦初公開!

あ、間違えた。

はい、これが全体のスコアです。

リスニングが495点の満点。
リーディングが450点です。満点まで45点たらず。

Percentile Rank

ネットでの結果発表で点数自体は分かってましたが、ここには受験者全体でのランクも載ってます。
Percentile rankというやつです。

「あなたのスコアをある母集団の中においた場合に、あなたのスコアに満たない受験者が何%いるかを示しています。」とのこと。

ちなみに母集団は2018年1月から2020年12月までらしいです。
つまり今回のTOEIC受験者全体との比較ではないんですね。せっかくなら最新のデータが欲しいところですが。ガックシ。

赤枠がPercentile Rank。

Listening

リスニングは満点にもかかわらず、下位が97%ということは、3%は満点取ってるってことですね。
結構な割合な気がします。100人受験すれば、3人はリスニング満点を取るわけです。

ちなみに、後述しますが、全問正解しなくても満点取れるからこのような結果になっているようです。一ミスもしないで満点取れば、上位1%になるんじゃないでしょうか。

Reading

リーディングは45点落としてしまいました。これで上位6%です。
45点というと、900点台半ば~後半をかけた勝負どころなので、ここを落としたということは、正直もっと下位に位置するかと思っていました。
このことから考えられるのは、リーディングの方が得点が難しいということです。
おそらく、リーディング満点は結構な壁なんでしょう。

TOEICは、難易度もありますが、一番はいかに素早く問題処理が出来るかの時間勝負です。
そんな環境でいかに焦らず、文章を読み込めるかが900点台での勝負ではないかと思います。

Abilities measured

「アビメ」のミソ!項目別正答率。
自分の正答率と、同じテストフォームを受験した人の平均正答率があります。

「同じテストフォーム」って表現、テストを使いまわしてるのか?って疑っちゃうような書き方ですね。受験料高いのに。

そんなことはさておき。得点と比較して、正答率でみると割と間違えてることがわかります。

Listening

リスニングは、ここから新しい対策を加えるよりも1)力が衰えないように2)リズムを把握するために問題演習を重ねれば十分、正答率100%での満点もあると感じています。

というのは、当日自分で数問間違えた感覚があったからです。
間違えていると気が付いても、問題の性質上、そこで足踏みしているとどんどん次の問題が放送されてしまいます。そうなると雪崩式に間違えてしまうわけです。

リスニングはある程度、損切りしないといけません。
その一問で正確な正答を狙うよりも、そのあとの問題を取りこぼさない事の方が重要です。

この意味で、今回の受験では、「間違えた問題を多少深追いしてしまった」感覚があったのです。
こういう解き方の間違いを正すには演習が一番。

以上の点から、問題演習を中心に回すことで、次回はより高い正答率で満点を取れると思います。

Reading

Readingのアビメからわかるのは、ばらつきです。得点源は100%や95%など、しっかりとれています。
一方で79%、84%の箇所が大きく足を引っ張っているのが明らかです。

個人的に、Part5での失点が大きかったのだろうと読んでいます。
TOEICの語彙セクションでは品詞やコロケーションの運用能力を問われます。ここ最近、厳密な言語使用をする機会が少なかったため、多少なりとも力が衰えていた結果と捉えています。これは反省。

84%になっている個所は、主にPart7でのミスだと推測できます。
これは「読めていない」ことよりも「スピード重視による内容軽視」が原因でしょう。
Partごとの時間配分と、解法をより練っていく必要があります。

Readingセクションは特に、TOEICにはTOEICのための対策が必須であることを思い知らされました。
今後も演習を通じ、みなさんに情報共有します。

改めて、英検と比較して思うこと

今回は945点という結果になりましたが、わかったことがあります。
英検1級とTOEIC満点ならば、英検の方が難しいことです。

英検は4技能のそれぞれに達成すべき指標があり、すべてをクリアしないと合格点に到達するのは難しいです。

TOEICは、解法さえマスターすれば、知識は英検準1級レベル+αで満点も可能という感覚です。
TOEICマシンになって、公式問題集演習、受験を繰り返せば確実に点数が伸びます。

もちろん、それまでの英語学習のバックグラウンドによる有利・振りはありますが、主に点数が伸び悩んでいる人は、英単語や文法、読解に全力を注ぎ、問題処理速度、パターンを攻略していないか、その逆でしょう。

次は満点!

対策を深めて、二回目は満点を取れるよう頑張ります。
受験の度に8000円溶けてしまうので、あまりグダらないようにしたいところです。

満点取ったら、TOEICレッスンも開始しようと思います。
それまでの間ももちろん、TOEICのための解法や、いかに問題を素早く解くかなど、学習者としてのアドバイスはリクエストがあれば行っていきます。

今日はこんな感じで。see ya!