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英検1級、合格へのコツ3選&勉強に取り掛かるまでのルートマップ
こんにちは。
いかがお過ごしですか。
帰国早々、ポーランドと日本の気温差にやられる~と思ってたら、
今日はいきなり部屋の気温が下がってびっくりしました。
昨日までもんもんとしてたのに、もうセーター出してもいいかも。
でっかいキャリーケース開けるのしんどいなぁ。
英検2記事目です。
この記事では、
英検1級に最短経路で合格するための2つのコツ
& 勉強に取り掛かるまでのルートマップ
について紹介します。
3つのコツの答えを先に言っちゃうと
①過去問に慣れる
②とにかくコツコツ積み上げる
③「自分で」勉強する
この3つです。
当たり前やろがい!と思ったそこのあなた!ちょっと待って~。
英検1級は素直でシンプルな試験です。
小手先のテクニックでちゃっかり合格できるような試験ではないんです。
だからこそ、シンプルに積み上げて、自分の力を伸ばすことが最短経路なんです。
ここから、勉強に取り掛かるまでのルートマップを織り交ぜつつ
2つのコツの意味を説明していきます。
過去問をチラ見してみよう
公式サイトで無料配布されている
英検の公式サイトで過去3回分の過去問が無料公開されています。
リスニングファイルも置いてあります。
まだ見たことがなかったら、一回見てみましょう。
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_1/solutions.html
あなたならできる!
どうでしょうか。
僕は初めて見た時、最初の語彙パートで戦意喪失した人です。
そうならない人ははちょっとおかしいと思います(ほめ言葉)
初見だったらかなり圧倒されると思います。
これを少しずつ氷を解かすイメージで、じわじわ自分のものにしていきます。
マインドの準備:合格したい理由を明確化しよう
あなたは、どうして英検1級を目指しているんでしょうか。
僕は、単純に英検を最後までやっておきたかったから。
僕が英検1級をとったのは大学3年の冬でした。2019年第2回です。
(合格までの個人的なストーリーは別で書こうと思います)
理由は自分で考えよう
理由は何でもいいと思います。
でも自分で考えましょう。
人に言われることよりも、小さいことでも自分の中にあるモチベーションのほうが大事です。
結局は自分との戦いになりますから。
誰かに諭されて「やらなきゃダメなんかな~」という気持ちでは続かないです。
英検1級に合格したい理由はそれぞれあると思いますが、
自分にとっての「なぜ」を明確にしておくと、
モチベーションが維持しやすいということです。
僕はよく紙に書き出して、気持ちを整理します。
(書いてばっかりで行動しない人です。直したい。)
英検1級は手段だと思うので、それを達成することの本当の目的を明確にしておきましょう。
英検1級合格のコツ:めっちゃシンプルな3つのこと
3つのコツ
さて、英検1級合格のコツはシンプルです。
①過去問に慣れる
②とにかくコツコツ積み上げる
語彙覚えたり、過去問まわして肌感を掴むとか。しんどいけどやるべきことをやっていくこと。
③「自分で」勉強する
自分で採点・反省・次につなげる このサイクルが出来ること。
特にライティングで自己採点できるようにサイクルを作ると、1級合格かなり楽になる。
(ライティングのセルフ添削方法も別で記事書こうと思います)
これに尽きると思います。
つまり、モチベーションを保ってルーティン的に積み上げるtenacious effortです。
ただ、シンプルゆえに難しいんです。
というのも、この試験で問われるのは
上質で、素直な英語力
だからです。
英検1級は本質的英語力を求める
変な小手先のテクニックではなくて、
本質的な英語力を求められます。
そのためには、コツコツ頑張るしかないのです。
この辺がぼくは英検1級の好きなところです。
素直な努力がそのまま結果として現れやすいです。
英検1級合格する頃には、確実に英語力上がってますよ。
英検1級の問題構成を知ろう
まずは解いてみる
コツコツ積み上げるとは言ったものの、なにを積み上げればいいのか。
僕がおススメするのは、一回解いてみることです。
難しいとは思いますが、その中でも問題ごとに自分の得意・不得意の色がなんとなく付けられると思います。
得点配分を知ろう
英検は4技能各分野に850点均等に割り振られています。
一次試験では
(Speakingを除く3分野)×850点=2550点満点です。
一次試験通過の最低点数は2028点。
これは毎回固定です。
これを3分野で割ると
2028点÷3分野=676点
すなわち、各分野で676/850点以上取ればよいということになります。
ただし、2028点は3分野合計の得点なので、1分野で676点を下回っても
他で補うことが出来れば問題ありません。
リーディングセクションは稼ぎづらい
各分野で676点以上得点するという考え方はお勧めしません。
なぜなら、Part1の語彙が難しすぎるから。
語彙問題はリーディングパートに含まれます。
しかも問題数は25問もあります。
ここで高得点を取るのは至難の業なので、
一級合格するという意味では、ここにリソースを割きすぎるのはコスパが悪いです。
僕の1次試験の英検バンドは+8でした。1次CSEは2227点です。
かなり高得点で通過できていると思います。
しかし、リーディングセクションの得点は690点です。
ライティングで稼ごう
僕はライティング&リスニングで稼ぐことをお勧めします。
特にライティングです。ここが一番コスパいいです。
200-240wordsで、理論整然と文章を書く練習をすることで簡単に高得点が狙えます。
正直、英検1級のライティングは採点が甘めだと思います。
ここでゴリゴリに点数を稼いで、リーディングセクションの失点分を補うのがセオリーです。
僕のライティングCSEは825点です。得点率97%です。
毎日自己添削して、文字数制限の中で書ける最高の文章を作る練習をしていました。
ライティングのコツ、自己添削の方法は別でしっかりした記事を書くつもりです。
対策を練ろう
費用対効果を意識して対策する
1級の問題に、簡単といえる部分はほぼないと思います。
あらゆる箇所に対策が必要でしょう。
ただし、対策に割ける時間や集中力は有限です。
ゆえに、どの部分にどれだけリソース割くのかを計画することが重要です。
自分の苦手を知るための過去問
計画のためには自分の傾向を把握する必要があります。
がむしゃらに単語をやったり長文精読をやっても、
出来ない感覚が積もってフラストレーションとなり、
モチベーションが下がっていきます。
だからこそ、過去問をやりましょう。
上でも書きましたが、難しいながらにも足がかりを探す作業は
とっても大切です。
ロッククライミングみたいなもんです。。。
計画に沿って勉強しよう
ここまでやったら、あとは計画の実践です。
毎日少しづつ
2.とにかくコツコツ積み上げましょう。
3.自分で勉強する流れを作ることで、
自分の苦手に100%コミットした対策ができます。
この意味では、英語スクールとかにいくよりも自分でやる方が
効果的なのです。
スクールとか、添削依頼は、自分の勉強計画の中で
どうしても外部の力が必要だと感じるとき
(自分だけの力ではどうしても及ばないとわかったとき)
に使うようにするとよいと思います。
英検1級合格、始めから終わりまでフルサポート!みたいなものを
使ってもいいのですが、それだとここまで書いたような
自立した英語学習にはならず、英語力向上にも影響があると思います。
頑張るのは自分
英検1級に合格したいのは自分であって、スクールではないのです。
自分で計画して、自分で実行することで本物の英語力が得られます。
がんばりましょう!
では、今日はこの辺で。